ライフサイクル思考に基づく持続可能な
開発推進と、
グローバルLCAデータアクセスネットワークが果たす役割
(10月7日(金)開催)
持続的な消費と生産に関する10年枠組みプログラム(10YFP)の活動の核のひとつとして、国連環境計画(UNEP)と環境毒性化学学会(SETAC)がライフサイクルイニシアチブを開始してから今年で14年を迎え、各種テーマごとのガイド文書の策定や能力開発支援等の活動を通して、世界各国の政府や民間企業におけるライフサイクル思考に基づいた意思決定の支援を推進してきました。
他方、欧州委員会が主導する環境フットプリントのパイロット事業やそれを包含する環境政策パッケージである循環経済(Circular Economy)、またエコデザインやグリーン購入等、ライフサイクル思考に基づいた各国の環境政策が進められています。
これらのライフサイクル思考に基づいた活動を支えるために、UNEPを中心に世界の14ヶ国が参加してLCAデータベースの国際的なネットワーク化と相互利用に関する“グローバルLCAデータアクセスネットワーク(GLAD)”が設立され、2017年秋の本格運用に向けてその活動を活発化させています。
経済産業省では、産業界がグローバルな活動を潤滑に進められるようになることを目指し、各国の政策担当者や専門家との意見交換、最新情報の共有の場として、本ワークショップを企画致しました。
セッション1では、ライフサイクル思考に基づいた環境政策を積極的に進めている各国の政策担当者にご講演頂き、各国の取組の中でのライフサイクル思考の活用方法を議論します。
セッション2ではGLADの活動とその内容について現状を紹介し、将来の姿について関係する専門家の方々との意見交換を行います。
セッション3では、GLADの活動に平行してLCAデータベースの開発を進められている各国の専門家の方々からその活動内容をご紹介頂くと共に、GLADがLCAデータベースの開発やライフサイクル思考に基づく各国の環境政策にどのように貢献し得るか、またそのために克服すべき課題について、ご参加頂く皆様も交えてディスカッションを行います。
ライフサイクル思考に基づいた環境政策やLCAデータベースにご関心のある皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
なお、本ワークショプは、経済産業省「平成28年度 地球環境国際連携事業(環境負荷削減の「見える化」に関する検討事業)」の一環として、受託者であるみずほ情報総研株式会社が運営を行っております。
日時 |
2016年10月7日 金曜日 9時00分~16時00分 (受付:8時30分~) |
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会場 |
京都テルサ 3階 第2会議室 |
定員 |
60名 [事前登録制] |
参加費 |
無料 |
主催 |
経済産業省、UNEP/SETACライフサイクルイニシアチブ、 |
後援 |
LCA日本フォーラム |
運営 |
みずほ情報総研株式会社 |
時間 |
内 容 |
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9:00-9:05 |
開会挨拶
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9:05-11:00 |
セッション1: ライフサイクル思考を組み込んだ各国の政策事例 (モデレータ:工学院大学 稲葉 敦 教授) |
講演者 |
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11:00-11:10 |
休 憩 |
11:10-12:30 |
セッション2: ライフサイクル思考を支援するグローバルLCAデータアクセスネットワーク(GLAD) (モデレータ:産業技術総合研究所 田原 聖隆 氏) |
講演者 |
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12:30-13:40 |
休 憩 |
13:40-15:00 |
セッション3: 持続可能性に向けたGLADの利用 (モデレータ:UNEP 技術・産業・経済局 Feng Wang 氏) |
講演者 |
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15:00-15:40 |
ディスカッション:持続可能な開発の推進におけるLCAデータベースの役割 (モデレータ:Feng Wang 氏/稲葉 敦 教授) |
15:40-16:00 |
閉会挨拶
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- プログラムは変更になることがございますので、ご注意下さい。
- 講演は全て英語で行われます。また同時通訳等のサービスはございません。
Contact information (Secretariat)
みずほ情報総研株式会社
環境エネルギー第2部(古島、内田)
電話: 03-5281-5329